白鷺の湯
総湯 白鷺の湯
養老二年(718年)近郷の農夫が泉に身を癒す白鷺をみてこの温泉を発見したと伝えられています。藩政時代は、加賀藩の歴代藩主を始め一族が 常用し、その効能によって治癒本復することがしばしばあり、これを賞され湯宿の主人に名字帯刀が許されたと言われます。大正の初めドイツで開かれた万国鉱 泉博覧会に当時の内務省の推薦により日本の名泉として出展、泉質の良さが認められました。以来、文人墨客の来湯が繁くなり、特異な美人画で知られる大正の 詩人、竹久夢二が愛する女性彦乃を至福の日々を過ごした「ロマンの湯」としても知られています。
平成12年4月16日、総湯に隣接して「金沢湯涌夢二館」が作品など700余点を集めて開館し、大勢の来館者で賑わっています。又、薬師寺境内 には湯涌での歌十数首のうちの一首「湯涌なる 山ふところの小春日に 眼閉ぢ死なむときみのいふなり」が歌碑として刻まれています。
「なめらかさと温もりが肌を包み込む」湯涌温泉特有のお湯は、総湯「白鷺の湯」の愛称で湯ったり、湯っくりが好評を得ています。
営業時間 | 午前7時から午後10時まで |
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休業日 | 毎月第3木曜日 |
入場料 | 大人(中学生以上)450円 中人(小学生)130円 小人(乳幼児)50円 |
TEL | 076-235-1380 |
●白鷺の足湯
湯涌温泉街で多く見られる木格子をデザインに取り入れ、戸室石や金箔を使用して金沢らしさも演出。
2009年10月 白鷺の足場と野外ステージが同時オープン。
足湯は午前9時から午後9時までご利用できます。毎月第3木曜日はお休みです。