白鷺の湯
総湯 白鷺の湯
養老二年(718年)近郷の農夫が泉に身を癒す白鷺をみてこの温泉を発見したと伝えられています。藩政時代は、加賀藩の歴代藩主を始め一族が 常用し、その効能によって治癒本復することがしばしばあり、これを賞され湯宿の主人に名字帯刀が許されたと言われます。大正の初めドイツで開かれた万国鉱 泉博覧会に当時の内務省の推薦により日本の名泉として出展、泉質の良さが認められました。以来、文人墨客の来湯が繁くなり、特異な美人画で知られる大正の 詩人、竹久夢二が愛する女性彦乃を至福の日々を過ごした「ロマンの湯」としても知られています。
平成12年4月16日、総湯に隣接して「金沢湯涌夢二館」が作品など700余点を集めて開館し、大勢の来館者で賑わっています。又、薬師寺境内 には湯涌での歌十数首のうちの一首「湯涌なる 山ふところの小春日に 眼閉ぢ死なむときみのいふなり」が歌碑として刻まれています。
「なめらかさと温もりが肌を包み込む」湯涌温泉特有のお湯は、総湯「白鷺の湯」の愛称で湯ったり、湯っくりが好評を得ています。
泉質・効能
泉質
●ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)
浴用の適応症
一般的適応症
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
●浴用の禁忌
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
飲用の適応症
萎縮性胃炎、便秘、胆道系機能障害、高コレストロール血症
●飲用の禁忌
該当項目なし
●白鷺の足湯
湯涌温泉街で多く見られる木格子をデザインに取り入れ、戸室石や金箔を使用して金沢らしさも演出。
2009年10月 白鷺の足場と野外ステージが同時オープン。
足湯は午前9時から午後9時までご利用できます。毎月第3木曜日はお休みです。
営業時間 | 午前7時から午後10時まで |
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休業日 | 毎月第3木曜日 |
入場料 | 大人(中学生以上)420円 中人(小学生)130円 小人(乳幼児)50円 |
TEL | 076-235-1380 |